ヴェルナーのリヴァプール移籍に待った 大苦戦の元チームメイトが気になる

ライプツィヒのヴェルナー photo/Getty Images

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リヴァプールに合うとの意見もあるが……

ライプツィヒに所属する22歳のドイツ代表FWティモ・ヴェルナーにはユルゲン・クロップ率いるリヴァプールが関心を示していると伝えられ、ヴェルナーのスピードはクロップのサッカーにフィットするのではと期待されている。バイエルンもヴェルナーに関心を示しているようだが、一部ではヴェルナーのプレイスタイルはバイエルンに合っていないとも指摘されている。

確かにモハメド・サラーやサディオ・マネがスピードを活かした攻撃を仕掛けている姿を見ると、同じスピードスターのヴェルナーもリヴァプールにフィットするように感じられる。しかし、少し引っかかる部分があるのも確かだ。それは昨夏ライプツィヒからリヴァプールに加わったMFナビ・ケイタの存在だ。

ケイタは運動量を活かして攻守に上下動でき、得点にも絡めるハイレベルなMFだ。そのスタイルはクロップ流に必ず合うと期待されていたのだが、ここまで苦戦している。ヴェルナーとて絶対リヴァプールで活躍できるとは言い切れないだろう。『sky SPORTS』によると、ライプツィヒを指揮するラルフ・ラングニックもケイタの例から慎重になるべきと語っている。
「ケイタはここで素晴らしいプレイヤーだったが、リヴァプールではまだ苦しんでいる。今のところリヴァプールでの彼はライプツィヒ時代の彼とは違う。ティモにとっても環境は重要だ。我々は彼を残留させようと努めている。彼はトッププレイヤーであり、ブンデスリーガで最もエキサイティングなストライカーの1人となった。まだ契約も残っているし、残留して欲しいね。ただ、最終的に決めるのは彼だ」

プレミアリーグの環境は独特で、試合のリズムも異なる。リヴァプールには合うかもしれないが、プレミアにすんなり適応できるかは不透明だ。ライプツィヒからステップアップを考える時期ではあるだろうが、慎重に考える必要がありそうだ。

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