“ナポリの象徴”、中国リーグ参戦へ 同僚へ別れの挨拶を済ませる

中国への移籍が間近とされるハムシク photo/Getty Images

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指揮官も移籍を否定せず

ナポリに所属するスロバキア代表MFマレク・ハムシクの中国への移籍が秒読み段階に入ったようだ。

2007年に加入して以降、ナポリの象徴として長きにわたりチームを牽引してきたハムシク。以前から中国のクラブが獲得に興味を示しており、今冬の移籍市場でも去就に注目が集まっている。そんな中、複数の伊メディアが、2日にホームで行われたセリエA第22節のサンプドリア戦がハムシクにとってナポリでのラストゲームになると報じた。

この一戦で、スタメン出場を果たしたハムシクは、74分に交代を命じられた際、右手を左胸に添えて左手を上げ、声援を送るファンへ向けて感謝の意を示している。少しうつむく姿は涙をこらえているようにも見えた。さらに試合後、伊『sky SPORT』などのインタビューに応じたカルロ・アンチェロッティ監督も「現在交渉中だが、ハムシクも新たな経験をしたいと思っている。クラブ側は彼に対して最大の敬意を持っており、我々も彼を幸せにしたい。彼がナポリで刻んできた歴史を考えると、止めることはできないだろう」と述べている。
また、いくつかの伊メディアによると、ハムシクはすでに大連一方への移籍が決定的となっており、サンプドリア戦の前にチームメイトたちへ別れの挨拶を済ませたとのこと。今後、移籍金1500万ユーロ(約19億円)+ボーナス、年俸900万ユーロ(約11億円)、契約期間3年のオファーにサインするという。

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