ドログバ、アンリ、ランパード 名手A・コールが元仲間で組むベストイレブン

チェルシー時代のアシュリー・コール photo/Getty Images

続きを見る

チェルシーとアーセナルのチームメイトから選抜

元イングランド代表DFアシュリー・コールは、アーセナルとチェルシーで長く活躍した世界を代表する名レフトバックだ。1998年から2006年まではアーセナル、2006年から2014年まではチェルシーでプレイし、どちらのチームでもプレミアリーグ制覇を経験している。

両方のチームでアシュリー・コールは名選手たちと共演してきたわけだが、今回アシュリー・コールは英『sky SPORTS』にて共演したアーセナルとチェルシーの選手の中からベストイレブンを作成。無敗優勝を達成した2003-04シーズンのアーセナル、チェルシーでリーグ戦を制した2009-10シーズンのメンバーから選んでいるが、何とも豪華な顔触れだ。

まずGKはペトル・チェフ(チェルシー時代)、最終ラインは右からブラニスラフ・イヴァノビッチ(チェルシー)、ジョン・テリー(チェルシー)、ソル・キャンベル(アーセナル)、そして自分という4バックだ。
右サイドバックはアーセナル時代のローレンと迷ったようだが、より重要な場面で得点を決めるなど決定的な働きがあった点からイヴァノビッチを選んでいる。センターバックは互いのディフェンスリーダーで、これには異論ないだろう。

中盤はパトリック・ヴィエラ(アーセナル)、フランク・ランパード(チェルシー)のダブルボランチ、右サイドにフローラン・マルダ(チェルシー)、左サイドにロベール・ピレス(アーセナル)を選択した。

ヴィエラの位置はチェルシー時代のチームメイトであるミヒャエル・バラックも候補に上がったようだが、全てを備えた選手との理由からヴィエラの方を優先したようだ。

最後に2トップだが、ティエリ・アンリ(アーセナル)、ディディエ・ドログバ(チェルシー)をチョイス。これは誰もが納得するコンビだろう。アーセナルでプレイした天才デニス・ベルカンプも候補者だったが、「ドログバがいなかったら僕はチャンピオンズリーグのメダルを首にかけていない」との理由からドログバが選ばれている。

こう見ると自身を除く10人はバランスよく両チームから選ばれており、どちらのチームも特別な力を持っていたことが分かる。どの選手も2000年代のプレミアを支えた名手たちだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ