[移籍]名古屋に“ブラジルの戦士”がまた一人 世代別代表経験のあるMFを獲得

名古屋への加入が決まったシミッチ photo/Getty Images

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サンパウロやアタランタなどでもプレイ

名古屋グランパスは6日、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のリオ・アヴェからブラジル人MFジョアン・シミッチを完全移籍で獲得したと発表した。なお、背番号は「8」で、同日の沖縄二次キャンプから合流するとのことだ。

現在25歳のシミッチは、ブラジル代表のアンダー世代でプレイした経験もあるMFだ。2013年のトゥーロン国際大会(U-23世代が対象の大会)へも参加しており、決勝のピッチに立つなど、優勝に貢献していた。また、クラブでは母国の名門サンパウロの下部組織出身で、2012年にトップチームへ昇格。2014年夏からは、1年間ポルトガルのヴィトーリア・セトゥーバルへレンタル移籍していた。そして、2017年夏からは戦いの舞台をイタリアへ移し、アタランタへ加入。しかし、新天地では思うような出場機会を得られず、昨夏にリオ・アヴェへレンタル移籍した。すると、今季はここまで公式戦25試合に出場して5ゴールを記録。チームの主力として活躍していたが、名古屋への移籍が決まった。

シミッチはクラブの公式サイトを通じて「こんにちは。ジョアン・シミッチです。グランパスに来ることができてとても幸せです。皆さんに愛していただけるよう頑張ります。私の最大限の力を出して、チームに貢献します」と意気込みを語っている。
現在、名古屋には元ブラジル代表FWジョーを筆頭に、FWカブリエル・シャビエルやMFエドゥアルド・ネットといったすでに日本で結果を残しているブラジル出身の選手が多い。シミッチにとっても、馴染みやすい環境が整っているかもしれない。

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