オランダの金の卵が苦戦中 父は「もう1、2年アヤックスに残るようにと」

ローマのクライファート photo/Getty Images

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新天地にローマを選んだが……

アヤックスでブレイクし始めた頃は大きく取り上げられたのだが、セリエAのローマに移籍してからFWジャスティン・クライファートの影が少し薄くなっている。ジャスティン・クライファートと言えば、バルセロナなどで活躍した元オランダ代表FWパトリック・クライファートの息子としても有名だ。

大型ストライカーだった父と違って息子のジャスティンはサイドから切り込んでいく小柄なアタッカーだ。昨夏移籍したローマでも出番は得ているのだが、フルタイム出場はほとんどない。しかもリーグ戦でも17試合に出場して1得点3アシストと寂しい成績で、大爆発とはなっていない。

伊『Gianluca di Marzio』によると、そんな息子についてパトリック・クライファートは、もう少しアヤックスにいた方がよかったと感じているようだ。ジャスティンはまだ19歳と若く、焦りすぎる必要はなかったのかもしれない。
「常にもう1、2年はアヤックスに残るよう言ってきたんだ。ただ、父として息子の決断はリスペクトしないといけない。ベストな判断を下したとは思っていないけどね]

来季にプレイタイムがどこまで伸びるかにパトリック・クライファートも期待をかけており、今季はひとまずセリエAの環境に慣れることが最優先だ。ローマはチームそのものも苦労しており、それもジャスティン・クライファートが苦戦している理由の1つだろう。

今季はアヤックスDFマタイス・デ・リフト、バルセロナへの移籍が決まったMFフレンキー・デ・ヨングが大きな注目を集めているが、ジャスティン・クライファートもアヤックスが生んだ金の卵の1人だ。オランダサッカー界の今後を背負っていくであろう選手で、もう1度大ブレイクといきたいところだ。

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