190cmのサイズ誇る”マテラッツィ2世”! 悪童に憧れる若き伊のDF

アタランタのマンチーニ photo/Getty Images

得点力も高い

イタリア代表といえば2006年にドイツワールドカップを制覇しているが、当時のチームで重要な役割を担ったのがセンターバックのマルコ・マテラッツィだった。大会当初はファビオ・カンナバーロとアレッサンドロ・ネスタがセンターバックのファーストチョイスだったのだが、グループステージでネスタが負傷。決勝トーナメントからマテラッツィがスタメンに入った。

そのマテラッツィは決勝のフランス代表戦で得意の高さを活かしてセットプレイからヘディングシュートを決めるなど、攻守両面で大活躍。ジネディーヌ・ジダンを退場に追い込んだとして悪役のイメージもついたが、マテラッツィは得点力も高い優秀なセンターバックだった。

そのマテラッツィ2世となるのか。マテラッツィに憧れていると語る注目の若手DFがいる。アタランタでプレイする22歳のジャンルカ・マンチーニだ。アタランタといえばセリエA屈指の攻撃力を誇るチームとして今季話題を集めているが、センターバックのマンチーニもリーグ戦で5得点を記録しているのだ。190cmのサイズを活かした空中戦は脅威で、ここはマテラッツィと同じだ。

伊『Calciomercato』によるとマンチーニは、「僕のアイドルはマテラッツィだった。テクニックもリーダーシップもね」とコメントしており、ワールドクラスのDFが揃う当時のイタリアサッカー界でマテラッツィのことを見ていたようだ。

マンチーニはイタリアの世代別代表にも選ばれており、今の活躍を続ければA代表のチャンスもあるだろう。22歳という年齢も魅力的で、マテラッツィ2世は順調に育っている。

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