インテルのエースが絶不調 指揮官が考える原因とは……

ここ数試合ゴールから遠ざかっているイカルディ photo/Getty Images

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難航する契約延長交渉が原因か

現在不調に陥っているインテルのエースについて、チームの指揮官を務めるルチアーノ・スパレッティ監督が言及した。

2013年にインテルへ加入して以降、チームの絶対的エースとして君臨しているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ。セリエAで2度の得点王に輝くなど、ゴールを量産してきた。今季も第16節終了時点で9ゴールと、安定したパフォーマンスを披露していたが、ここにきて調子が急激に低下。昨年12月に行われた第17節キエーヴォ戦から、今月9日に行われた第23節パルマ戦まで、リーグ戦6試合ノーゴールとなっている。エースの不調の影響もあってか、インテルもこの間、複数得点を記録することができておらず、3勝2分2敗と勝ち点も思うように伸ばすことができていない。

データサイト『opta』によると、イカルディは現在、シュートを16本連続で外しているとのこと。これは、彼のキャリアでワースト記録だという。この不調について、スパレッティ監督はインタビューで「マウロは、最近周りで起きているいくつかの状況がパフォーマンスに影響していると思う。彼は周囲の話から自分自身を解放する必要があるね」とコメント。なかなか進まない契約延長交渉が、パフォーマンスに悪い影響を与えているとの見解を示した。そのため「首脳陣は早く契約の話を始め、合意にこぎつけなければならない」とも述べている。
近日中にも、イカルディの代理人を務めるワンダ・ナラ夫人とインテルとの間で会談が行われるようだが、契約交渉はうまく進むのか。少しでも早く試合に集中できる環境を整えたいところだが、はたして。

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