長谷部はEL制覇できる!? バイエルン、ドルトムントより期待できる頂点

フランクフルトの長谷部 photo/Getty Images

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フランクフルトにかかる期待

長谷部誠が所属するフランクフルトは、15日にヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでシャフタール・ドネツクと対戦し、アウェイで2-2と引き分けた。相手が早々に退場者を出して10人になっていたため勝利しておきたかったが、アウェイで2点を奪ってのドローは悪い結果ではない。

そして独『DW』は、フランクフルトこそドイツ勢で今季最も欧州カップ戦のタイトル獲得が期待できるチームだと主張している。チャンピオンズリーグの方ではドルトムントとバイエルンがベスト16に残っているが、ドルトムントはトッテナムとの1stレグで0-3の完敗を喫してしまった。バイエルンは19日にリヴァプールと1stレグを戦うが、リヴァプールは優勝候補の一角だ。ドルトムントとバイエルンが今季のチャンピオンズリーグを制する姿を予想するのは少々難しい。

ヨーロッパリーグではレヴァークーゼンもラウンド32に残っており、クラスノダールとの1stレグはスコアレスドローだった。しかし同メディアはフランクフルトの方が安定感があり、タイトルを期待できると高い評価を下している。何よりフランクフルトは昨季のファイナリストであるマルセイユ、セリエAの強豪ラツィオと同組だったグループステージを全勝で通過している。17得点5失点と盤石の戦いを見せており、ヨーロッパリーグで上位を狙う実力はあるはずだ。
また今回引き分けたシャフタールもチャンピオンズリーグのグループステージで3位となったためにヨーロッパリーグへ回ってきたチームだ。決して弱い相手ではない。そのチームとアウェイで引き分けたのは良い滑り出しと考えることもできるはずで、アンテ・レビッチ、ルカ・ヨビッチ、セバスティアン・ハラーの前線トリオが後半戦も好調を維持してくれればヨーロッパリーグ制覇も狙えるかもしれない。

チェルシー、ナポリ、アーセナル、インテル、セビージャとヨーロッパリーグ制覇も楽な道のりではないが、同メディアは今季欧州カップ戦のトロフィーをドイツに持ち帰れるチームはフランクフルトしかないと考えているようだ。

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