メッシにボール渡しておけば大丈夫 デンベレ「彼がピッチにいれば簡単」

デンベレとメッシ photo/Getty Images

メッシに相手が集中

今季バルセロナで大きく評価を高めたのがFWウスマン・デンベレだ。バルセロナでは以前リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの3人で構成するMSNが対戦相手の脅威となっていたが、ネイマールが退団したことでMSNは解散。そこからクラブの看板となるような3トップは完成していなかった。

そこで急激に伸びてきたのがデンベレで、今季は重要なゲームで得点を記録するなどチームを大いに助けている。評価はフィリペ・コウチーニョよりも上で、MSNに代わってMSDが完成した。デンベレが今の調子を維持する限り、あと2、3シーズンはMSDが欧州で暴れることになるはずだ。

デンベレは元より評価の高い若手ではあったが、デンベレはメッシの存在が大きいと語る。メッシにボールを預ければ、前線の選手たちには勝手に決定機が訪れる。クラブ公式によると、デンベレも相手がメッシに注目することでやりやすくなると語っている。

「彼はフットボールを簡単なものにする。僕が彼にボールを預けると、彼は素晴らしいことをするんだ。彼がピッチにいればFWにとっては簡単なのさ。相手は彼に注目するからね」

そのバルセロナは19日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でリヨンと激突する。フランス国内でプレイしていた経験を持つデンベレもリヨンの実力を理解しており、この一戦への警戒感も示している。

「彼らは非常に良い選手を抱えているし、アウェイで勝つのは非常に難しい。彼らは今季シティ、PSGを撃破しているし、僕たちは用心しないといけない。簡単なゲームになるとは考えないことだ」

チャンピオンズリーグの舞台でもMSDは猛威を振るうのか。バルセロナが最後にチャンピオンズリーグを制した2014-15シーズンはMSNが爆発しており、今季欧州の頂点に立つならMSDが躍動するしかない。

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