[移籍]名将ファーガソンも惚れたドリブラー 新天地はアメリカに決定

アメリカ行きを決断したナニ photo/Getty Images

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マンU時代の戦友ルーニーと対戦も

MLSのオーランド・シティは18日、スポルティングから元ポルトガル代表FWナニを獲得したと発表した。移籍金はフリーで、契約期間は2021年末までの3年間となっている。

現在32歳のナニはスポルティングの下部組織出身で、2005年にトップチームへ昇格。当時18歳ながらポルトガルの名門クラブですぐさま定位置を確保すると、2005-06シーズンはリーグ戦29試合に出場し、4ゴール4アシストを記録している。翌シーズンもチームの主力として活躍すると、そんな若き才能に目をつけたマンチェスター・ユナイテッドが2007年に獲得。創造性あふれるドリブルなどを武器に、欧州制覇や4度のプレミアリーグ優勝など、様々なタイトル獲得に貢献した。

しかし、恩師であるアレックス・ファーガソン監督が勇退すると、出場機会が激減。怪我などにも悩まされ、思うような出場機会を得られず、2014-15シーズンは古巣スポルティングへレンタル移籍した。そして、シーズン終了後にマンUを退団し、その後はフェネルバフチェやバレンシア、ラツィオなどでプレイ。昨夏に古巣スポルティングへ2度目の復帰を果たしており、今季はチームのキャプテンマークを巻いて公式戦28試合に出場し、9ゴール7アシストを記録していた。
また、2006年9月にポルトガル代表デビューを飾ったナニ。これまで112キャップ23ゴールを記録しており、クリスティアーノ・ロナウドらとともに長年にわたって同国代表を牽引してきた。そして、EURO2016では全試合に出場すると、3ゴール1アシストを挙げる活躍で初優勝に貢献している。

アメリカ挑戦を決断したナニだが、新天地で飛躍を遂げることができるのか。マンU時代の戦友で、現在D.C.ユナイテッドでプレイする元イングランド代表FWウェイン・ルーニーとの対戦にも注目が集まる。

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