Jリーグにやってきたスーパースターも! リーグ制覇したことない”10人”
マレク・ハムシク photo/Getty Images
アントワーヌ・グリーズマン photo/Getty Images
いずれも実力者ばかり
ワールドクラスの選手と言われながら、そのキャリアの中でリーグタイトルを獲得したことがないという選手たちも多くいる。リヴァプール一筋だったスティーブン・ジェラードも有名な存在だ。
そこで英『Squawka』は、まだリーグタイトルを獲得できていない現役の名手たちを10人リストアップ。今後のキャリアでリーグタイトルを獲得できるか注目している。
1.マレク・ハムシク(ナポリ)
ナポリでは何度もセリエA制覇に近づいたものの、ユヴェントスの壁は厚かった。エディンソン・カバーニ、エセキエル・ラベッシ、ゴンサロ・イグアインなど優れたストライカーたちとともにハムシクは頂点に挑み続けたが、悲願達成とはならなかった。すでに中国の大連一方へ向かうことになっており、中国で初のリーグ制覇を狙う。
2.アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
アトレティコは2013-14シーズンにリーグを制しているが、グリーズマンが加わったのは2014年の夏。そこからアトレティコはリーグ制覇に届いていない。バルセロナ、レアル・マドリードが君臨する限りリーガの頂点を狙うのは厳しいかもしれない。
マルコ・ロイス photo/Getty Images
ピエール・エメリク・オバメヤン photo/Getty Images
3.マルコ・ロイス(ドルトムント)
ドイツサッカー界屈指の天才と言われるロイスもまだ未経験だ。こちらもグリーズマンと似たケースとなっており、ドルトムントは2011-12シーズンにリーグ制覇を果たしている。ロイスが加入したのは2012年の夏で、そこからリーグ制覇がない。しかし今季はここまで首位に立っており、ビッグチャンスだ。
4.ピエール・エメリク・オバメヤン(アーセナル)
オバメヤンといえばミランに所属していた経験があり、ミランは2010-11シーズンにセリエAを制している。しかしオバメヤンはフランスのモナコなどレンタル移籍を繰り返しており、その歓喜を味わっていない。ドルトムントでもリーグ制覇は叶わず、狙うはアーセナルでの頂点だ。
ローラン・コシェルニー photo/Getty Images
ダニエレ・デ・ロッシ photo/Getty Images
5.ローラン・コシェルニー(アーセナル)
そのアーセナルで2010年からプレイを続けるコシェルニーもリーグタイトルには届いていない。アーセナルもアーセン・ヴェンゲルが指揮していた頃より優勝を狙うだけの力はあったのだが、プレミアリーグは周りのレベルが高すぎる。
6.ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)
2001年の10月にローマのトップチームデビューを果たしたデ・ロッシは、そこからローマ愛を貫いてきた。しかしチームは2000-01シーズンの優勝以降セリエA制覇を成し遂げられず、気づけばデ・ロッシも35歳になった。長くローマでプレイしたフランチェスコ・トッティは2000-01シーズンの優勝を経験しているだけに、これだけ長くローマ愛を貫いてきたデ・ロッシも1度は頂点を経験したいはずだ。
フェルナンド・トーレス photo/Getty Images
ディミトリ・パイェ photo/Getty Images
7.フェルナンド・トーレス(サガン鳥栖)
アトレティコ、リヴァプール、チェルシーなど所属クラブの経歴は実に華やかだが、リーグ制覇の経験はない。チェルシーではチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ制覇は経験したものの、リーグ制覇には届かなかった。残された道はサガン鳥栖でのJ制覇か。
8.ディミトリ・パイェ(マルセイユ)
パイェの場合は天才と言われてきたが、所属クラブの経歴はそれほど華やかなものではない。サンテティエンヌ、リール、ウェストハムなど、少し頂点を狙うのが難しいチームが多い。リールは2010-11シーズンにリーグ制覇を達成したが、パイェが加わったのはそのシーズンが終了してからだった。
ウーゴ・ロリス photo/Getty Images
ファン・マタ photo/Getty Images
9.ウーゴ・ロリス(トッテナム)
ロリスはリヨン、トッテナムと国内の準強豪と言えるクラブには在籍してきたが、リーグ制覇には届いていない。リヨンはロリスが所属する前の2007-08シーズンを制しているのだが、ここから優勝がない。トッテナムでも良い位置にはつけているのだが、マンチェスター・シティやリヴァプールなど強敵が揃いすぎている。
10.ファン・マタ(マンチェスター・ユナイテッド)
チェルシー、マンUとタイトルを狙えるビッグクラブに在籍してきたが、プレミア制覇はまだ実現していない。2014年1月には当時チェルシーを指揮していたジョゼ・モウリーニョの構想に入れず、マンUヘ。2014-15シーズンにはチェルシーがリーグ制覇を達成しており、マタとしては悔しい結果となってしまった。
リーグタイトル以外なら獲得したという選手も多いが、この10人の中から今後リーグタイトルを獲得できる選手は出てくるのか。今季1番確率が高いのはドルトムントのロイスだろう。