リヴァプール自慢の攻撃力はどこへ? 2019年は1試合平均1.5点止まり

バイエルンとスコアレスドローに終わったリヴァプール photo/Getty Images

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ライバル・マンCとは差がついている

モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノを中心としたリヴァプールの攻撃は破壊力抜群だが、やや勢いが落ちていないだろうか。昨季はチャンピオンズリーグでも3人が大暴れしたが、今週行われた決勝トーナメント1回戦1stレグのバイエルン戦ではなかなか決定機を作り出すことができなかった。

バイエルンの守備が良かったのはもちろんだが、英『Daily Mail』はリヴァプールの攻撃陣を心配している。2019年に入ってからの得点ペースが伸びてこないからだ。

例えばプレミアリーグで首位争いを展開するライバルのマンチェスター・シティを見てみると、2019年に入ってから13試合戦って49の得点を記録している。1試合平均得点率は3.76点と極めて高い。国内カップ戦で格下相手にゴールラッシュを見せたことも関係しているが、マンCの攻撃力は落ちる気配がない。
一方でリヴァプールは今年に入ってから8試合でわずか12得点。1試合平均得点率は1.5点だ。これはプレミアリーグに所属するクラブの中では7番目の成績となっており、自慢の攻撃陣はやや湿っぽい印象だ。そのぶん今季は守備が安定しているのだが、得点力が落ちているのは気がかりだ。チャンピオンズリーグとプレミアリーグのダブルを達成するには、守備に加えて攻撃も昨季と同程度の爆発力が必要となる。

スコアレスドローに終わったバイエルン戦は相手の守備が良かったと捉える向きが多いが、リヴァプール攻撃陣の出来を冷静に評価するとどうだろうか。昨季は圧倒的な攻撃力を武器にファイナルまで進んだだけに、マンCと同じく1試合平均3点ほどは記録しておきたい。バイエルンとの2ndレグで攻撃陣が爆発すれば問題ないが、自慢の攻撃陣は火を噴くか。

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