またモラタのゴール取り消し…… キエッリーニへのファウルは不運だったか

アトレティコのモラタ photo/Getty Images

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押したとの判定だが

不運というべきなのか。アトレティコ・マドリードFWアルバロ・モラタの得点がまた取り消されることになった。

モラタは20日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグのユヴェントス戦に途中出場すると、左サイドからのクロスに頭で合わせてネットを揺らすことに成功。貴重な先制点になったかに思われた。

しかし、ここでVARが入ってくる。モラタがポジション争いの際にユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニを押したのではとの疑惑が浮上し、キエッリーニが倒れていたことからVARが使用された。その結果、主審はモラタのファウルとジャッジしてノーゴールに。モラタのゴールは幻となった。
英『Daily Mail』もこれに注目しているが、モラタがVARでゴールを取り消されるのはこれが初めてではない。アトレティコに加入してからは、今月9日のレアル・マドリード戦でもループシュートでネットを揺らしたもののVARでオフサイドと判定されて取り消された。モラタもチャンスに絡んではいるのだが、それがなかなかゴールに繋がらない。

またスペイン『as』によると、元審判員のイトゥラルデ・ゴンサレス氏は今回キエッリーニを押してファウルになったプレイについて、「個人的にはゴール。ファウルはなかった」との見方を示している。キエッリーニは確かに倒れたが、モラタがそれほど強く押したようには見えなかった。VARでゆっくり検証するとファウルに見えるのだろうが、審判によって判断が変わる微妙な接触だったとも言える。

アトレティコに移籍したモラタにはいつゴールが生まれるのか。良い感触はつかんでいるはずで、早くすっきりとネットを揺らしたいところだ。

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