大迫所属のブレーメンがちょっと不思議? PSG、ユーヴェと同じ記録とは

ブンデスリーガのブレーメン photo/Getty Images

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この記録継続で欧州カップ戦へ

日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンは不思議なチームだ。ここまでリーグ戦では9位とまずまずの成績なのだが、ここまでリーグ戦23試合を戦って1度も無得点で終えたことがないのだ。

今節はシュツットガルトに先制を許したが、45分に追いついて1-1の引き分けに持ち込んでいる。順位も9位と聞けば悪いように感じるが、5位ヴォルフスブルクとは勝ち点差が6しか離れていない。まだブレーメンが欧州カップ戦出場を狙うのは可能だ。

ブンデスリーガ公式によると、ここまで欧州五大リーグでリーグ戦全試合得点を記録しているのはブレーメン、ユヴェントス、パリ・サンジェルマンの3チームだけだという。これはなかなか驚きの記録だろう。ブレーメンは23試合で38得点を奪っているが、これは決して多い数字ではない。ただ、彼らは毎試合粘り強くネットを揺らし続けているのだ。この継続性はなかなか興味深い。
ここまで失点も34あり、これをもう少し減らすことができれば上位進出も見えてくる。大量得点は期待できないが、ここまでの記録から考えれば1試合1ゴールは望めるのだ。大迫、マックス・クルーゼ、MFながらチーム得点王となる5ゴールをマークしているMFマキシミリアン・エッゲシュタインなど面白いタレントは揃っている。毎試合得点チームのブレーメンがどこまで順位を上げてくるのか楽しみだ。

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