チェルシーGKの“交代拒否騒動”に触れたモウリーニョ 何を語った?[映像アリ]

カラバオ杯決勝での騒動について語ったモウリーニョ氏 photo/Getty Images

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「あのような選手は好き。ただ……」

昨年12月にマンチェスター・ユナイテッド指揮官の職を解かれ、現在フリーの身であるジョゼ・モウリーニョ氏が、チェルシーのGKケパ・アリサバラガの交代拒否騒動について語った。

ケパ・アリサバラガは現地時間24日のカラバオ杯決勝(マンチェスター・シティ戦)に出場し、この試合中に足を負傷。0-0で迎えた延長後半終了間際、チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は控えのGKウィリー・カバジェロの投入を決断したものの、ケパがピッチに留まり続け交代を拒否。この同選手の振る舞いにサッリ監督が激怒するというトラブルが起きた。15分ハーフの延長戦でもスコアは動かず、試合はPK戦に突入。チェルシーはPK戦を3-4で落とし、準優勝に終わっている。

モウリーニョ氏はスポーツ動画配信サービス『DAZN』(スペイン版)を通じ、ケパの振る舞いについて意見を述べた。
「あのGKは自身のパーソナリティーや自信を見せつけたがっていたし、PK戦でチームを救いたいという思いもあったのだろう。私はあのような選手が好きだ。ただ、監督を含むコーチングスタッフに動揺を与えてしまったのは良くなかった。出場する準備が整っていたチームメイトに対しても(良くない振る舞いだった)」

ピッチに留まり続け、PK戦でチームを勝利に導こうという意欲を示したケパであったが、マンチェスター・シティの2人目のキッカー、セルヒオ・アグエロの甘いシュートを止めきれなかった場面からも、足の状態が万全でなかったことが窺える。同選手のメンタリティーの強さは称賛に値するものの、負傷を抱えていながら交代指示に背いた点については賛同しかねるというのが、モウリーニョ氏の意見であろう。



参照元:Twitter

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