現世界最高の”2番手GK”は誰!? ちょっと珍しいランキングTOP10

PSGのブッフォン photo/Getty Images

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強豪クラブはリーグ戦、チャンピオンズリーグに加え、国内カップ戦でもタイトルが求められる。ここで大切になってくるのは選手層の厚さだ。これら3つのコンペティションを戦うには2チーム分は作れるほどの層の厚さが欲しいところで、ローテーションをしても強さを維持出来ていないと3冠達成は難しい。

今回英『Squawka』が注目したのは、各チームが抱える第二GKだ。どの強豪クラブも守護神にはワールドクラスの選手を抱えているものだが、控えにまで優れたGKを確保できているクラブはそう多くない。では、現在世界で最も優秀なサブGKを抱えているのはどのチームなのか。同メディアがトップ10を発表している。

10位:スヴェン・ウルライヒ(バイエルン)
9位:ニック・ポープ(バーンリー)

8位:アレックス・メレト(ナポリ)

7位:ペトル・チェフ(アーセナル)

6位:パウロ・ガッサニーガ(トッテナム)

まず10位から6位はこうなった。マヌエル・ノイアーが負傷離脱した昨季はチャンピオンズリーグにも出場するなど、ウルライヒは自身の持てる力を100%発揮した。失点に直結するミスもあったが、優秀なGKだ。9位に入ったポープの場合は少し興味深い状態にあり、昨季の活躍からポープはロシアワールドカップを戦ったイングランド代表メンバーに選ばれていた。しかしバーンリーではトム・ヒートンが守護神として奮闘しており、ジョー・ハートもいる。チームの結果は出ていないが、GKの質はかなり高い。

6位のガッサニーガは典型的な起用法をされており、今季はFA杯とカラバオ杯を全試合担当している。守護神ウーゴ・ロリスを休ませているわけだが、ガッサニーガも昨年アルゼンチン代表に選ばれた実力者だ。ロリスからポジションを奪うことだって不可能ではないはずだ。

5位:マッティア・ペリン(ユヴェントス)

4位:ジャンルイジ・ブッフォン(パリ・サンジェルマン)

3位:セルヒオ・ロメロ(マンチェスター・ユナイテッド)

2位:イェスパー・シレッセン(バルセロナ)

1位:ケイロル・ナバス(レアル・マドリード)

さすがにトップ5に入ったGKはビッグクラブ所属の選手ばかりだ。最大のサプライズは4位のブッフォンだろう。ブッフォンの場合はチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦マンチェスター・ユナイテッド戦のようなビッグゲームにも出場しているが、出場試合数はアルフォンソ・アレオラの方が3試合多い。そのことから今回はサブ組の扱いになっている。ただ今季はらしくないプレイもあったためか、世界最高のGKと言われた選手にしては4位とやや順位が低くなっている。

3位ロメロもダビド・デ・ヘアのバックアッパーとしては十分すぎる存在だ。マンUでは通算43試合に出場しており、そのうち27試合がクリーンシートというのだから驚きだ。2位シレッセンもオランダ代表として長く活躍してきた選手で、他クラブなら守護神の座を任されるはずだ。

そして1位はナバスだ。昨夏にティボ・クルトワがやってきたことで、レアルはワールドクラスのGKを2枚抱えることになった。ロメロやシレッセンも優れた選手だが、シュートストップの面においてナバスには敵わないか。

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