レスターは”トップ7″に入るクラブ 監督解任も「パフォーマンスはよかった」

12位に沈むレスター photo/Getty Images

12位からの巻き返しへ

直近6試合で1分5敗と結果を出せなかったレスター・シティは、指揮官クロード・ピュエルの解任を決断した。ピュエルは堅守速攻だけではない新たなスタイルをチームに落とし込もうと奮闘してきたが、現在は12位と思うような結果が出ていなかった。

ただ、チームのパフォーマンスそのものは悪くなかったとコーチを務めるマイク・ストーウェルは語る。今後はストーウェルらコーチ陣が暫定的にレスターを見ていくことになるが、ピュエルが実践していたサッカーそのものに不満はないようだ。

英『BBC』によると、ストーウェルは選手たちがピュエルに悪い感情を抱いていたことはないと主張。解任にはなったが、ピュエルの仕事を評価している。

「結果はまずかったが、パフォーマンスは良かった。監督が解任される時はいつだって悲しいものだ。ただ、選手たちは監督を見捨てたわけではない。ピュエルはチームにいくつか良いものをもたらしたよ。選手たちは結果に失望していたし、パフォーマンスに怒っていた。だけど監督には怒っていなかった」

レスターはここからチームをどう動かしていくのだろうか。順位こそ12位だが、中位組の勝ち点はまだまだ団子状態だ。7位ワトフォードとは勝ち点差が8となっており、ひっくり返せない数字ではない。ストーウェルはレスターをトップ7に入っておくべきクラブとも表現しているが、指揮官交代から巻き返せるのか。

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