ポチェッティーノはレアルにふさわしくない 「まだ何も勝ち取っていない」

トッテナムを指揮するポチェッティーノ photo/Getty Images

青年指揮官に厳しい指摘

トッテナムを指揮するマウリシオ・ポチェッティーノは手腕を高く評価されており、多くのビッグクラブが目をつけている注目の青年指揮官だ。トッテナムではハリー・ケインやデル・アリなど若手を育て上げ、マンチェスターの両クラブなどプレミアのビッグチームと互角に戦えるところまでチームのレベルを高めてみせた。

マンチェスター・ユナイテッド、さらにはレアル・マドリードもポチェッティーノを新指揮官候補としてリストアップしていると噂されたこともあるが、かつてQPRなどで指揮を執ったイアン・ホロウェイ氏はポチェッティーノの評価に納得していない。なぜなら、何もタイトルを勝ち取ったことがないからだ。

英『TalksSport』によると、同氏はタイトルを獲得したことがない指揮官がレアルのようなクラブを率いることに納得しておらず、まだ超がつくビッグクラブへ向かうのは早すぎるのかもしれない。

「レアルは勝利することに慣れているクラブだが、ポチェッティーノはまだ何も勝ち取っていない。トッテナムはバーンリーに1-2で敗れ、チェルシーにも0-2で敗れた。世界のベストと呼べる指揮官はこうしたゲームで勝利してくる。しかし、彼のチームは勝利できなかった。バーンリー、チェルシーに勝つ必要がある時に勝てない。こうしたゲームで彼はジャッジされるんだ」

現在のレアルはサンティアゴ・ソラーリが緊急の代役として指揮を執っているが、確かに過去チームを指揮したジョゼ・モウリーニョやカルロ・アンチェロッティは経歴が豪華だ。タイトルも獲得しており、ビッグプレイヤーの扱いにも慣れている。その点ポチェッティーノは真のワールドクラスと呼べる選手たちと仕事をした経験も限られている。トッテナムでの仕事は素晴らしいが、何かを掴み取るまで世界的なビッグクラブへ向かうべきではないのかもしれない。

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