ラッシュフォードのPKから学べ? アーセナルFWに想定外の批判が

アーセナルのオバメヤン photo/Getty Images

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トッテナム戦の記憶蘇る

6日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのパリ・サンジェルマンVSマンチェスター・ユナイテッドは、終盤のPKで決着がついた。

マンUのDFジオゴ・ダロトがシュートを放つと、これがパリ・サンジェルマンDFプレスネル・キンペンベの腕に直撃。VARによる検証の結果、キンペンベのハンドと判定されてマンUにPKが与えられた。この時迷わずボールを手にしたのは、若きマンUのFWマーカス・ラッシュフォードだ。決めれば勝利に近づく大事な場面で自分に蹴らせろと自己主張できるメンタルの強さは見事というしかない。

ラッシュフォードは名手ジャンルイジ・ブッフォン相手にも怯むことなく思い切り蹴り込み、マンUに3点目をもたらした。マンUにとってはハッピーな展開だったが、このPKを見て嫌なシーンを思い出してしまったサポーターがいたようだ。先日トッテナムとのダービーマッチを1-1の引き分けで終えたアーセナルサポーターだ。
このゲームでも終盤にアーセナルがPKを獲得したのだが、ピエール・エメリク・オバメヤンの蹴ったPKはウーゴ・ロリスにセーブされてしまった。因縁の相手から勝ち点3を得るチャンスだっただけに、この失敗にはサポーターもガックリきたことだろう。

英『Football London』によると、一部のサポーターからはPKを沈めたラッシュフォードの強心臓ぶりを見習えとの意見が出ているという。PKにも失敗はつきものだが、オバメヤンにとってはタイミングが悪すぎたのかもしれない。

「誰かオバメヤンに90分の重要なPKをどう蹴るか教えてやってくれ」

「オバメヤンよ、PKを見たか?ラッシュフォードから学ぶんだ」

「ラッシュフォードがどうやってPKを決めて勝つかをオバメヤンに見せたね」

ラッシュフォードもコースは少し読まれていたようだが、豪快に蹴り込んだことが功を奏した。オバメヤンのPKはやや慎重で、ボールスピードには違いがあったと言えよう。オバメヤンとしてはまさかの形で批判を受けることになってしまった。

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