レアル復活へ必要な補強は”最低5人”? 得点力アップ、中盤再構成へ

退団も噂されるレアルのベイル photo/Getty Images

改革が求められる夏

チャンピオンズリーグ・ベスト16で敗退したレアル・マドリードは、今季終了後に本格的な改革へ打って出るだろう。ガレス・ベイルやイスコなど退団する可能性が噂される選手もいるため、代わりに即戦力獲得へ動きたい。

スペイン『MARCA』は、レアルが最低でも5選手の獲得を目指すと取り上げている。ターゲットになるのはセンターバック、左サイドバック、セントラルMFが2枚、そしてストライカーだ。センターバックはポルトDFエデル・ミリトン獲得が近いとも言われており、完了すればひとまずミッション達成だ。

問題は他の4人だ。左サイドバックはマルセロの去就が不透明で、このままセルヒオ・レギロンが1番手になれば退団する可能性も考えられる。その場合はレギロン以上の選手か、あるいはバックアッパーが必要となる。

中盤ではトニ・クロースのパフォーマンスが疑問視されており、昨年バロンドールを獲得したルカ・モドリッチも33歳とベテランだ。イスコも退団する場合、ここは手を加えるべきだろう。クロースやモドリッチ級のMFを見つけてくるのは簡単ではないが、中盤の構成を考え直す時がきているのかもしれない。

最後にストライカーだ。ここは昨季から指摘されていた部分で、クリスティアーノ・ロナウドに代わる点取り屋が必要だ。ベイルも退団する場合はさらに得点力が落ちるだろう。カリム・ベンゼマに代わる選手なのか、それとも共存できる選手なのか。いずれにしても前線に手を加えなければ得点力不足は解消されない。

同メディアはレアルが若手路線を継続するのではと見ており、補強ターゲットも若手選手が多くリストアップされることになりそうだ。今夏は忙しくなるはずだが、レアルは来季巻き返せるか。

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