レーヴがバイエルンの”3人”に火をつけた? ベテランに漂う爆発の予感

バイエルンのミュラー photo/Getty Images

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自分たちが戦えると証明を

ついにバイエルンがドルトムントを上回ってブンデスリーガ首位に浮上した。ここ2試合はボルシアMGに5-1、ヴォルフスブルクに6-0と攻撃陣が爆発しており、得点数もドルトムントの61点を上回る62点となった。

強さが戻ってきたような感覚だが、独『DW』はドイツ代表監督ヨアヒム・レーヴがバイエルンの背中を押したのではないかと分析する。レーヴは先日ジェローム・ボアテング、マッツ・フンメルス、トーマス・ミュラーの3人を今後ドイツ代表に招集する考えがないことを明かしていたが、これが彼らに特別なモチベーションを与えるのではないかと同メディアは伝えているのだ。

6-0で快勝したヴォルフスブルク戦でも3人は先発出場しており、ミュラーは得点まで決めてみせた。これでボルシアMG戦に続いて2試合連続得点となり、2試合連続得点は今季開幕節のホッフェンハイム、第2節シュッツトガルト戦以来となる。
フンメルスとボアテングもクリーンシートを達成することになり、レーヴの判断は間違いだったことを証明しようと3人は燃えているはずだ。ドルトムントにとっては厄介な話で、13日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグで対戦するリヴァプールも警戒しているだろう。

果たしてレーヴは後悔することになるのだろうか。3人ともまだトップレベルのパフォーマンスを披露することができる状態にはあるはずで、シーズン終盤の追い込みが楽しみだ。

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