クロップ流にぴったり? リヴァプールが注目するオランダ屈指の若手ウイング

PSVのベルフワイン photo/Getty Images

突破力が大きな武器の21歳

リヴァプールでは今もモハメド・サラー、サディオ・マネのウイング2人が重要な仕事をこなしており、突破力と縦への推進力で2人に勝る者はいない。昨夏にはジェルダン・シャキリを獲得しているが、シャキリはまたタイプの異なる選手だ。

サラー、マネに加えてもう1枚ウイングの選手が欲しいところだが、現在リヴァプールが注目していると言われているのがPSVに所属するオランダ代表FWスティーブン・ベルフワインだ。

今季オランダのクラブではチャンピオンズリーグでベスト8へ駒を進めたアヤックスが大きな注目を集めているが、国内リーグで首位を走っているのはPSVの方だ。そこで21歳のベルフワインは11得点12アシストと好調を維持しており、得点もアシストも二桁に乗ったのはキャリア初だ。

英『TalkSport』は、ベルフワインこそリヴァプールにぴったり合う選手だと主張している。ベルフワインは突破力もあり、オランダ人選手らしいアタッカーだ。またウイングだけでなく、中央も担当可能なところは興味深い。

今季は1試合平均ドリブル成功回数3回を記録しているが、これはリーグで3番目の数字だ。チャンスに繋がるキーパス本数も1試合平均2.4本を記録しており、こちらはリーグ9番目の数字とどちらも優秀だ。現在のエールディヴィジで10本の指に入るアタッカーと言っても大袈裟ではないだろう。

同メディアはマネ、サラーとも争える選手になると伝えており、リヴァプールに獲得を勧めている。当然これだけの逸材となればリヴァプール以外にも興味を示しているクラブはあり、マンチェスター・ユナイテッドも追いかけていると伝えられている。マネ、サラーと競争できる選手となれば魅力的だが、オランダから欧州トップクラブへ羽ばたこうとする若きウイングをリヴァプールは引き抜けるか。

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