長谷部誠は“絶対的支配者” 2度のインテル封じで伊メディアが脱帽

老練な守備でフランクフルトを支えている長谷部 photo/Getty Images

2試合とも集中力を切らさず

日本時間15日にUEFAヨーロッパリーグ・ラウンド16の2ndレグが行われ、MF長谷部誠が所属するフランクフルトがインテルに1-0で勝利した。2戦合計スコアも1-0となり、フランクフルトの準々決勝進出が決定している。

伊『SPORT MEDIASET』は3バックの中央でプレイした長谷部に対し、「守備の絶対的支配者。相手のFWケイタ(・バルデ)を無力化した」との寸評を掲載。2ndレグに出場したフランクフルトの選手中2番目に高い、10点満点で“7”というレーティングを付与した。

また、伊『TUTTOmercatoWEB』も長谷部について言及。「守備陣の頭脳としての立場を再び(第1戦から引き続き)示し、経験値、戦術的センス、そして極めて落ち着いた態度を見せつけた。危険な場面はたった1度だけ。(インテルの)GKハンダノビッチのロングフィードが彼の背後にこぼれ、FWケイタがフランクフルトのGKトラップと向かい合う寸前となった。だがその後は立て直し、1度もミスを犯さなかった」と、2試合連続でインテルの攻撃を封じ込めた同選手のプレイぶりを称えている。

2ndレグでは相手にミドルシュートを放たれる場面が何度か見られたものの、巧みなラインコントロールで自陣ゴール前のスペースを消し、無失点勝利の立役者となった長谷部。準々決勝(ベンフィカ戦)でも老練な守備でチームを支え、フランクフルトの更なる躍進に貢献できるだろうか。


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