ユーヴェに匹敵する”超攻撃軍団”作り上げた知将 ローマの新指揮官候補に

アタランタを指揮するガスペリーニ photo/Getty Images

続きを見る

ローマ立て直しへ

現在セリエAで5位と苦戦し、今季途中からはエウゼビオ・ディ・フランチェスコに代わってクラウディオ・ラニエリを招聘したローマ。このままトップ4を逃せば失敗のシーズンと言えるが、クラブはすでに来季へ向けて動き始めている。

伊『Corriere dello Sport』によると、ローマはアタランタを指揮するジャン・ピエロ・ガスペリーニの招聘を検討しているという。ガスペリーニ率いるアタランタと言えば、3バックをベースに超攻撃的なフットボールを展開していることで大きな注目を集めているチームだ。

前半戦は首位ユヴェントスよりも多い得点数を記録し、現在もリーグ2位の57得点を挙げている。ローマも52得点を奪う攻撃自慢のチームだが、ガスペリーニの手によってセリエA屈指の破壊力を持つチームになれるかもしれない。
気になるのはビッグクラブで成功していないことか。アタランタでの仕事は評価されているが、過去にビッグクラブと呼べるチームを指揮したのは2011-12シーズンのインテルのみ。それも全く結果を出せず、僅か5試合で解任されている。

アタランタで見せる攻撃サッカーをローマに持ち込めばどのような化学反応が起こるのかは楽しみだが、ローマは来季再びユヴェントスを追いかける態勢を整えられるだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ