“ローマの王子”トッティ氏が明かした「特別な後輩」とは……

ゴールの喜びを分かち合うトッティ氏(左)とサラー(右)photo/Getty Images

一緒に切磋琢磨したトッティ氏とサラー

“ローマの王子”にとって、エジプト代表FMモハメド・サラーは「特別な後輩」だったようだ。

2015年夏から2シーズンにわたって、ローマで一緒にプレイしたフランチェスコ・トッティ氏とサラー。現在は同クラブのスポーツディレクターを務めているトッティ氏が、大手スポーツメディア『beIN SPORTS』のインタビューで、後輩のサラーについて次のようなコメントを残している。

「選手がチームを離れることは、本当に悲しいことだ。毎日みんなと顔を合わせていると、愛情が芽生えてくるものだからね。サラーやアリソン、他のローマ選手だった人たちもそうだ。そんな中でも、私はモモ(サラーの愛称)と特別な関係を持っていたんだ。我々はいつも一緒にトレーニングをしていたし、プレイもした。その度に彼は私に『君は全く異次元の選手だ』と言ってきたんだ。我々はたくさんの喜びを共に分かち合い、彼もまた別格で本物の選手だったよ。ローマに多くのものをもたらしていたしね。ただ、人生ではときに決断を迫られることがある。(移籍していった)彼らの決断を尊重すべきだと思うよ」

2017年夏にリヴァプールへの移籍を決断したサラーは、昨季公式戦52試合に出場し、44ゴール16アシストと大ブレイク。今季もここまで41試合で20ゴール9アシストを記録しており、世界屈指のストライカーとしてその名を轟かせている。今のサラーがあるのは、経験豊富なトッティ氏と切磋琢磨して過ごしたローマでの日々のおかげかもしれない。

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