2019年の堂安はどうした!? 年明けからゴールなき若手のホープに疑問も

日本代表の堂安 photo/Getty Images

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代表でも苦戦気味

フローニンヘンに所属する日本代表MF堂安律は、今や欧州の複数クラブが注目する若手選手の1人だ。今夏のステップアップは確実と見られており、アヤックスやPSVなどオランダ国内での移籍案も頻繁に噂されている。

しかし、2019年に入ってからのパフォーマンスはいかがなものだろうか。オランダ『RTV Noord』は、フローニンヘンの得点力に疑問を抱いており、チームとしてここ3試合は得点がない。前節のADOデン・ハーグ戦は1-0で勝利したが、この1点は相手のオウンゴールと記録されている。フローニンヘンの選手が得点を挙げたわけではないのだ。

その中で堂安のパフォーマンスについても触れられており、かつて大宮アルディージャでもプレイした経験を持つヤン・フェーノフ氏は「彼は上手くプレイできていないし、ウインターブレイク前の状態にはない」と指摘。オランダで知られる堂安の姿とは違うとの考えを示している。
実際、堂安は2019年に入ってからリーグ戦で得点を決めていない。ここまでは4得点2アシストに留まっており、昨季の9得点4アシストに比べると寂しい。昨季の活躍で対戦相手も堂安を警戒してくるため、これまでと同じようにプレイしにくい部分があるのは事実だろう。しかし、今夏のステップアップを確実なものとするためには結果が必要だ。

日本代表でも、3月のコロンビア代表戦とボリビア代表戦でインパクトは残せなかった。2列目で輝きを放っていたのは中島翔哉だけと言っていい。堂安にとっては試練とも言えるが、ここからシーズン終盤へ一気にフォームを上げていけるか。

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