ソン・フンミンが歴史を作った! 韓国メディア、新本拠地での初ゴール称える

メモリアルゴールを挙げたソン・フンミン photo/Getty Images

PA内で左足一閃

2016-2017シーズン限りで前本拠地ホワイト・ハート・レーンに別れを告げたトッテナム。昨年9月のプレミアリーグ第5節(リヴァプール戦)で新本拠地のお披露目となるはずだったものの、安全上の問題が見つかりオープンが先送りにされていた。

こうして迎えた現地時間4月3日、同クラブはついに新本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムで公式戦を戦うことに。同日に行われたプレミアリーグ第31節(クリスタル・パレス戦、延期分)で先制ゴールを挙げたのは、トッテナムのFWソン・フンミンだった。

後半10分、MFクリスティアン・エリクセンからのパスを受けたソンが右サイドからカットイン。そのまま敵陣ペナルティエリア内で左足を振り抜くと、このシュートが相手選手に当たりゴールに吸い込まれた。トッテナムが公式Twitterアカウントでこのゴール速報を流すと、この投稿のコメント欄にはソンを称える声が殺到。「おめでとうソニー(同選手の愛称)」、「彼は歴史を作った」などの祝福コメントが寄せられた。

また、韓国メディア『スポーツソウル』も同選手のゴールに反応。「トッテナムは100年以上すごしてきた前の本拠地に別れを告げた。この得点は新しい本拠地での初ゴールという意味で(クラブの)歴史に残るだろう。そのゴールを韓国人であるソン・フンミンが挙げてみせたんだ」と、同選手の偉業を称えている。

後半35分にはエリクセンが追加点を挙げ、トッテナムは2-0で勝利。新本拠地のこけら落としを最高の結果で締めくくっている。「ここでプレイできたことを誇りに思うし、チームメイトやコーチングスタッフにはここでプレイする機会を与えてくれて本当に感謝している。僕は世界一の幸せ者さ」とトッテナムの公式チャンネル『Spurs TV』で語ったソン・フンミンだが、彼にとって生涯忘れられないゴールとなるだろう。

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