ファン・ダイク相方の復帰はいつになる? 練習復帰もクロップは焦らず

先日練習に復帰したジョー・ゴメス photo/Getty Images

代役が奮闘中も

開幕当初はリヴァプールでフィルジル・ファン・ダイクの相方としてその地位を確立していたものの、第15節のバーンリー戦で足首に怪我を負って以降戦線を離脱しているジョー・ゴメス。先日練習に合流したと伝えられたが、いまだ彼の公式戦復帰は実現していない。リーグ戦が佳境を迎える中、彼の帰還を待ちわびているリヴァプールサポーターも多いが、指揮官は急ぐ必要がないと主張している。

英『talkSPORT』によると、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は先日練習に復帰したゴメスの試合出場について次のように述べている。

「彼は出場が可能かもしれないけど、より多くの時間を準備に充てる方がいい。ジョーはそれを必要としている、トレーニングが十分ではないんだ。プレイヤーとして奮闘するために万全の状態でないならば、次の1〜2週間はジョーについて考えるべきではない。今、彼は本当に適切なトレーニングを必要としているからね。彼は近くにいる、それは良いことだよ」

幸い、現在ゴメスの代役として出場を続けるジョエル・マティプは危うい面を見せることがありながら、プレミア最少失点を誇るリヴァプール守備陣にうまくフィットしている。そんな現状もあってかクロップに焦りは感じられない。まず、ゴメスはコンディションを万全に整えることが最優先と考えているようだ。

とはいえ、いつまでも代役とあってはいつボロが出てもおかしくない。マンチェスター・シティとデッドヒートを繰り広げるこの状況では1つの失点が命取りになる可能性もある。悲願のプレミア初優勝をつかむため、最後のピースとしてゴメスの帰還は必要不可欠だ。

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