ロシアW杯で廃棄されたビールコップが大変身! 究極のリサイクルを見よ

ロシアW杯で使用されたプラスチックカップ photo/Getty Images

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プラスチックコップを再利用しグラウンドに

昨夏にFIFAワールドカップが開催されたロシアで、驚きのスポーツ施設が誕生し、大きな話題となっている。

世界一を目指して、1ヶ月間に渡って各国が熱き戦いを繰り広げ、多くのサッカーファンを魅了したロシアW杯。4年に1度のサッカーの祭典を見ようと、世界中の人々が現地を訪れた。様々な国の人々がロシアに集まる中で、日本サポーターによる試合後のゴミ拾いが注目を集め、各国のメディアなどから称賛が贈られたが、同大会の公式ビールスポンサーを務めた『Budweiser(バドワイザー)』のメーカー『A-B InBev』が“ゴミ”を使って信じられないような行動を起こした。

同社は、スタジアムやファンゾーンで使用され、破棄されたビールのプラスチックコップを回収(なお、使用されたほとんどのコップは記念としてファンが持ち帰ったという)。そして、5万個以上にも及ぶプラスチックコップを人工芝などに再利用し、ソチに『Budweiser ReCup Arena』という赤と白の鮮やかなグラウンドを持つスポーツ施設を作ったのだ。英紙『THE Sun』など複数のメディアが伝えている。
『A-B InBev』のマーケティングディレクターを務めるコンスタンチン・タミロフ氏は、今回の経緯について「W杯はロシアだけでなく、世界中にいる数百万人のファンのための祭典です。大会を通じて、バドワイザーはその活動でファンを驚かせ、陶酔させることができました。こういった経験をさらに広げるために、ユニークな施設を作ることを決めました」と明かしている。




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