移籍の可能性があるのは兄だけじゃなかった!? トルガン・アザールがドルトムント加入か

ボルシアMG退団を希望しているとされるトルガン・アザール photo/Getty Images

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兄・エデンと同時にステップアップか

兄が新天地を求めると噂される中、弟も環境を変える可能性があるようだ。ボルシアMGに所属するトルガン・アザールが移籍を希望していることをクラブのスポーツディレクターであるマックス・エバール氏が明かしている。

ボルシアMGの公式サイトのインタビューにおいて、エバール氏はトルガンとの契約延長を望みつつも、適正な額のオファーが届けば放出もありうると次のように語っている。

「我々はトルガンの契約を延長する意図を明確にしましたが、彼はそれに関心を寄せていません。彼は契約を延長するのではなく、代わりにクラブを去ることによって次のステップに進むことを望んでいると我々に言いました。しかし、彼はまだ2020年までクラブと契約をしており、解放条項はありません。興味を持ったクラブは、ブンデスリーガの優れたフォワードとして、そして世界で最も優れた代表チームの1人としての価値を考慮した彼の移籍金を我々に支払う必要があります。トルガンがここを去ることになった場合、我々はここ数年でうまくいった方法をまた実行します。移籍で得たお金もっとエキサイティングなプレイヤーを買うために使うでしょうね」
英『Daily Mail』によると、現在トルガンに関心を寄せているのはドルトムントとされている。クリスティアン・プリシッチの移籍が決定しており、ジェイドン・サンチョが引き抜かれる可能性のある同クラブにとってウイングの補強は急務だ。エバール氏の強気な姿勢は相手の事情も理解したうえでのこともしれない。さすがはボルシアMGをブンデス一桁順位の常連にまで押し上げた辣腕SDといったところだろう。

とはいえ、トルガンは紛れもなくボルシアMGの中心選手だ。彼は今季公式戦29試合に出場し12ゴール11アシストを記録している。サッカー選手にステップアップはつきものといえど、エースが同じリーグの強豪へ移籍するのは遺恨を残すことになるかもしれない。

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