リヴァプールは勝って兜の緒を締めよ! クロップ「やるべきことはたくさんある」

2ndレグにおけるポルトの逆襲を警戒するクロップ photo/Getty Images

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快勝も指揮官は気を緩めず

現地時間9日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでリヴァプールはポルトに2-0で勝利した。2年連続の準決勝進出に大きく近づいたが、指揮官であるユルゲン・クロップはこの勝利に満足しつつも2ndレグにむけて油断はないようだ。

英『Daily Mail』によると、クロップは試合後に敵地で戦う2ndレグがまだ残っていることを強調し次のようにコメントしている。

「試合はまだ続いているし、ぼくらは敵地に行って戦う必要がある。ポルトは反撃してくるだろうし、厳しい戦いになるよ。やるべきことはまだたくさんある、(2ndレグの)雰囲気は本当にタフなものになるだろう。今回の結果はぼくらが望んだようになった。ハッピーだけど、これは激しい2ndレグにむけた最初の試合だ。ぼくらは2つの素晴らしいゴールを決め、ほとんどの時間でゲームを支配した。2-0は非常に良い結果だよ。クリーンシートも達成したしね。でも、ぼくらはこの試合で突破を決めることができないのをわかっていたさ」
クロップは1回戦でローマ相手に逆転突破を果たしたポルトを相当警戒しているのだろう。今季のチャンピオンズリーグでは1stレグで逆境に立たされたチームが2ndレグにおいて逆襲するケースが頻発している。常にそうあるべきなのは当たり前だが、特に今年は少しの油断が命取りになる可能性がある。素晴らしい勝利を収めたリヴァプールだが、指揮官の言う通りもう一度気を引き締めなおす必要がありそうだ。

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