2・3月度のJリーグ『月間最優秀監督賞』が決定 選出されたのは……

名古屋に攻撃的なスタイルを植え付けた風間監督 photo/Getty Images

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就任3年目を迎えた風間監督

Jリーグは11日、2・3月度の『月間最優秀監督賞』を発表した。明治安田生命J1リーグでは、名古屋グランパスの指揮官を務める風間八宏監督が受賞している。

2017年に名古屋の指揮官に就任し、今季で3シーズン目を迎えた風間監督。J1復帰1年目の昨季は苦戦を強いられ、15位でシーズンを終えたが、真価が問われる復帰2年目の今季は一転して開幕戦から好調だ。2・3月の成績は、開幕3連勝を含む4勝1敗と、首位に立っていた(現在は3位)。中でも、昨季得点王に輝いた元ブラジル代表FWジョーを中心とした攻撃陣の調子が良く、5試合で13得点。今季ここまでJ1最多得点を記録している。

今回の選出に際し、Jリーグは選考委員会による総評を明かしている。柱谷幸一氏は「攻撃的なスタイルで首位に導いた」と、福西崇史氏「得点が多く、失点が少ない戦いでチームを首位に」と、寺嶋朋也氏は「名古屋を率いて3年目。チームには攻撃的なスタイルがしっかりと根付き、今季は結果を出している。赤﨑秀平や長谷川アーリアジャスールなど、交代出場の選手や先発に抜擢した選手が活躍しているのも、チームに良い競争が生まれている証拠」と風間監督を評価した。
そして、風間監督もJリーグの公式サイトを通じて「みんなが楽しめるサッカーを目指している中で、このような賞を受賞でき、とても光栄です。名古屋グランパスらしいサッカーを表現してくれている選手、サポートしてくれているスタッフ、またそのサッカーを引き出すような雰囲気を作ってくれているファミリーのみなさんのおかげだと思います」と喜びを語った上で「これからも選手が個性を発揮し、のびのびとプレイする姿をお見せしたいと思います。一緒に楽しもうとしてくれているファミリーに応えられるサッカーを目指していきます」とさらなる飛躍を誓っている。

なお、J2はFC琉球の樋口靖洋監督が、J3はギラヴァンツ北九州の小林伸二監督が月間最優秀監督に選ばれている。

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