存在感薄くなるユーヴェの”10番” 主役はC・ロナウド、19歳の新星も迫る

ユヴェントスのディバラ photo/Getty Images

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今夏決断の時?

10日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグでアヤックスと対戦したユヴェントスは、このゲームでもエースのクリスティアーノ・ロナウドが得点を決めて1-1のドローに持ち込んだ。勝ち切れなかったのは残念だが、アウェイでドローは悪い結果ではない。ユヴェントスとしては受け入れられるドローだろう。

しかし、全てが順風満帆というわけではない。伊『Calciomercato』が気にしているのは、10番を背負う男の存在感だ。

ユヴェントスの10番を背負うのはパウロ・ディバラだが、ディバラはこのゲームでも75分からの途中出場だった。ロナウドが加わったこともあってディバラの存在感は薄くなっており、こうしたビッグゲームでスタメンを確保できないことも珍しくない。
同メディアは「アッレグリかディバラ、ユヴェントスはどちらかを選ばないといけない」と伝えている。アッレグリはユヴェントスと2020年6月まで契約を結んでおり、今後延長していくかどうかを話し合っていくことになる。同メディアはアッレグリが指揮官のうちはディバラの状況が変わらないと考えており、2人が長く仕事をしていくのは難しいのかもしれない。状況が変わらなければディバラも退団を検討するだろう。

ユヴェントスはマリオ・マンジュキッチとの契約を2021年まで延長したが、献身性抜群のマンジュキッチもスタメンから外せない。さらに最近はモイーズ・キーンも爆発しており、来季は本格的にブレイクするシーズンとなる。そしてロナウドは来季もユヴェントスの王様だ。ディバラのスタメンを保証するのは難しい状況とも言えるが、ユヴェントスの10番を背負う男に今夏動きは起こるだろうか。

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