[MIXゾーン]齊藤未月が語った反省点 松本山雅戦での失点シーンを振り返る

松本山雅FC戦で先発した齊藤未月 photo/Getty Images

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CBとの連係が乱れる

明治安田生命J1リーグの第7節が4月14日に行われ、湘南ベルマーレが松本山雅FCに1-1で引き分けた。

湘南が1点をリードして迎えた後半38分。松本山雅のGK守田達弥のロングフィードが湘南の陣地に到達すると、このボールが長身FWレアンドロ・ペレイラ(松本山雅)のもとへ。湘南のMF齊藤未月とセンターバックのフレイレがこの空中戦に加わったものの、ボールを大きくクリアするには至らなかった。その後こぼれ球を拾えなかった湘南はL・ペレイラのドリブルを止められず、同選手にミドルシュートを突き刺されている。

齊藤はミックスゾーンでのインタビューに応じ、失点場面におけるフレイレとの連係について振り返ってくれた。

─相手が湘南のハイプレスをかわすためにロングボールを多用し、失点場面も相手GKのフィードがペレイラ選手にわたったところから始まっています。あの場面の守備を振り返って頂けますか。


齊藤 「自陣でボールをワンバウンドさせてしまいましたし、(空中戦の直後にセンターバックの)フレイレも下がったことでペレイラ選手に前を向かせてしまいました。(ボールが空中にある間にボランチである)僕がもっと速くペレイラ選手の前に入って、後ろのフレイレと連係して相手を挟む形にしたかったです。仮に僕が競り負けても後ろにフレイレがいればボールをクリアできたと思いますが、あの場面では(最終ラインから飛び出した)フレイレが先に競ってそのこぼれ球を拾う形にしてしまいました。それがいけなかったのかなと思います」

センターバックとボランチの僅かな連係の乱れが失点に繋がってしまった湘南。相手のロングボールを跳ね返す術を今一度チーム全体で共有したいところだ。

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