ベルギーで評価”爆上げ”の日本人3選手 ステップアップの日はもう近い?

シント・トロイデンの鎌田大地 photo/Getty Images

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シント・トロイデンで分かれる評価

日本のDMMが経営権を取得しているベルギーのシント・トロイデンでは、現在5人もの日本人選手が所属している。彼らの狙いはベルギーで活躍し、さらに大きなステージにステップアップすることだ。ただ、アピールに成功した者もいれば失敗した者もいる。

ベルギー『Voetbalbelgie』が日本人選手の働きを評価しているが、成功と評価されたのは3人だ。FW鎌田大地、DF冨安健洋、そしてMF遠藤航。彼らは今季シント・トロイデンで大きく伸びた。

鎌田はプレーオフも合わせると14得点をマークしており、その得点感覚の高さを証明。3月には日本代表にも召集され、新たなセンターフォワード候補になっている。ベルギーのレベルでは得点を量産できることが証明されたため、次は欧州五大リーグにチャレンジしたい。
センターバックの冨安はシント・トロイデンのNo.1ブレイク選手と言っていい。20歳ながらベルギーリーグ最高のセンターバックの1人で、日本代表でも吉田麻也の相棒第一候補だ。1月のアジアカップでも能力の高さは証明され、シント・トロイデンの中でも五大リーグ行きが最も近い選手と言える。

最後に遠藤だ。遠藤はアジアカップから怪我に苦しんでいたが、同メディアは今季評価を高めた選手の1人に遠藤を選んでいる。中盤で確実に相手の攻撃を潰すことができ、日本代表でも重要な存在となりつつある。長谷部誠の後継者に最もふさわしい選手ではないだろうか。

同メディアもこの3人にはもっと大きなステージでプレイするだけのチャンスがあると見ている。3人のベルギー挑戦は正解だ。

一方でMF関根貴大、FW木下康介、さらに3月に鹿島アントラーズへレンタル移籍したDF小池裕太の3人は十分なアピールができなかったと厳しい評価を受けている。今季に限れば成功組と失敗組の差が大きく分かれることになってしまった。

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