“ペップ流”でアヤックスをCLベスト4へ 評判高まる知将テン・ハーグとは

アヤックス指揮するテン・ハーグ photo/Getty Images

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選手だけが注目ではない

チャンピオンズリーグでベスト4まで勝ち上がったアヤックスはフレンキー・デ・ヨング、マタイス・デ・リフトなど選手たちに関心が集まるが、彼らを束ねている指揮官も忘れてはならない。49歳のエリック・テン・ハーグだ。

スペイン『MARCA』がテン・ハーグのキャリアを振り返っているが、テン・ハーグは2012-13シーズンにゴー・アヘッド・イーグルスをエールディヴィジへと昇格させた実績がある。しかしそこでゴー・アヘッド・イーグルスを離れ、テン・ハーグはバイエルンのアカデミーへと移籍する。

同メディアは驚きの判断と伝えているが、そこでテン・ハーグは2年間を過ごし、2015年からは再びオランダでユトレヒトを指揮することになった。本人も大きな出会いと明かしているが、バイエルンではあのジョゼップ・グアルディオラと仕事をしている。ここで吸収した物は大きかったはずだ。
「バイエルンのアカデミー行きに多くの人がショックを受けていたが、私にとっては非常に価値のある判断だった。グアルディオラやマティアス・ザマーなど、影響力ある人物たちと仕事できたことを後悔することなど決してない。グアルディオラからは多くのことを学んだし、彼の哲学は素晴らしい。それをアヤックスで実行しようとしているんだ」

独『SportBild』によると、テン・ハーグはこのように語っている。その教えが今の魅惑のパスワークへと繋がっているのだろう。

そのグアルディオラ率いるマンチェスター・シティがベスト8で敗れ、アヤックスがベスト4へ入ったのは特別な感覚がある。このマジックはいつまで続くのだろうか。

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