誰も疑わぬユーヴェの”MVP”はロナウド 勝ち点16をもたらした決定力

ユヴェントスのロナウド photo/Getty Images

改めて証明した得点力

ユヴェントスは20日のフィオレンティーナ戦に2-1で勝利し、驚異のセリエA8連覇を達成した。現時点では2位ナポリの方が1試合消化が少ないが、両チームの間には20点もの勝ち点差がついている。まさにユヴェントスの完勝だ。

ユヴェントスの国内での安定感はさすがの一言だが、今季の優勝の立役者は新加入のFWクリスティアーノ・ロナウドだ。ロナウドはセリエA初参戦ながらリーグ戦19得点を記録し、何度もチームを勝利に導いてきた。データによってロナウドの大きさは証明されており、英『GIVE ME SPORT』によればロナウドのゴールで獲得した勝ち点が16点もあるという。

具体的には、ロナウドの2ゴールで2-1と勝利を収めたサッスオーロ戦、エンポリ戦、サンプドリア戦、ロナウドの1点を守り切って1-0で勝利したトリノ戦など、ロナウドのゴールが直接勝ち点に繋がったゲームが多いのだ。ロナウドのゴールでユヴェントスは勝ち点16を拾ったことになり、これは今季セリエAで最多の数字だという。

仮にロナウドのゴールがなかった場合、2位ナポリとの勝ち点差はもっと詰まっていたはずだ。ロナウドはチャンピオンズリーグでも決勝トーナメントに入ってからチームの全得点を叩きだすなど大暴れで、レベルが違うことを証明してみせた。ロナウドは来季もチームに残ると明言しており、来季もユヴェントスはロナウドを中心に全てが回ることになりそうだ。

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