ファン・ダイク級の評価をすべき!? プレミアでクリーンシート連発の守護神

マンCのエデルソン photo/Getty Images

もっと評価されるべき選手か

リヴァプールでは昨年冬に加わったDFフィルジル・ファン・ダイクが大きな存在になっており、リヴァプールの守備が安定したのはファン・ダイクを獲得したおかげと言われる。今では世界最高のセンターバックとの声もあり、その評価は上がり続けている。

そんなファン・ダイクと同じくらい評価されるべきではないのか。英『Manchester Evening News』が注目しているのは、マンチェスター・シティGKエデルソン・モラレスだ。エデルソンは指揮官ジョゼップ・グアルディオラが好む足下の技術が高いGKで、その左足からゲームを作れてしまう特別な能力の持ち主だ。しかし、キックにばかり注目が集まって肝心のセービングの方を見逃してはいないだろうか。

同メディアが称えているのはエデルソンのセービング力だ。エデルソンは2017年夏にマンCへ加入し、そこから現在までプレミアリーグで34試合のクリーンシートを記録している。同期間でエデルソンより多くのクリーンシートを達成したGKは存在せず、もっと評価されるべき人材と言えよう。先日のトッテナム戦も絶好調のFWソン・フンミンにチャンスに何度か決定機を作られたが、エデルソンが体を張って死守。何とか1-0で勝利を収めた。

今回同メディアはファン・ダイクを比較対象に挙げたが、ファン・ダイクも2017年夏から数えるとクリーンシートの数は30回に届かない。エデルソンがマンCの守備を支えているのは間違いなく、ファン・ダイクと同等の評価を得るべきと同メディアは考えている。もちろんDFとGKではポジションが異なるが、エデルソンも世界最高のGKと評価されてもいいはずだ。

ブラジル代表ではリヴァプールGKアリソン・ベッカーがいることもあり、ややエデルソンの影は薄い。しかしエデルソンも相当の実力者なのは間違いない。

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