「忘れることができない夜」 イニエスタが1年前の決勝戦を振り返る

昨年のスペイン国王杯決勝で得点を決めたイニエスタ photo/Getty Images

交代時には涙を見せたあの試合

昨年までバルセロナの中心選手として活躍し、世界的な名手として知られるMFアンドレス・イニエスタ。Jリーグ・ヴィッセル神戸に加入して以降も華麗なプレイで人々を魅了し元気な姿を見せている彼だが、たまには母国で過ごした時間を思い出して感傷に浸ることもあるようだ。

21日、イニエスタは自身のTwitterを更新。バルセロナに在籍していた昨年4月21日のスペイン国王杯決勝セビージャ戦の写真をアップし、それに一言添えている。

「1年前、ぼくの最後の決勝戦……忘れることができないゲーム、忘れることができない夜、忘れることができない感情」

イニエスタはこの試合に主将としてスタメン出場。FWリオネル・メッシのお膳立てもあり1得点を挙げ、バルセロナの4年連続となるスペイン国王杯制覇に貢献した。88分に途中交代でピッチを去る際にはバルセロナ、セビージャ双方のサポーターから喝采を送られ、目に涙を浮かべていたことは記憶に新しい。彼は試合後に「あらゆる意味で素晴らしい夜だった」とコメントしており、この決勝戦は彼にとって非常に重要な試合だったことがうかがえる。

今回は母国での思い出を回想したイニエスタ。現在の神戸はファン・マヌエル・リージョ監督の退任で慌ただしくなっている状況だが、Jリーグで過ごす日々も彼にとって将来良い思い出になることを日本のサポーターたちは願っている。

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