イニエスタの主将就任に海外メディアも注目 クラブの現状には厳しい声

神戸のキャプテンを務めることとなったイニエスタ photo/Getty Images

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神戸の「新しいリーダー」に

ヴィッセル神戸は23日、新キャプテンに元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが就任することとなったと発表した。バルセロナやスペイン代表で、世界を舞台に活躍してきた同選手だけあって、多くの海外メディアも“キャプテン・イニエスタ”の誕生を取り上げている。

先日、神戸は昨年10月からチームの指揮を執っていたフアン・マヌエル・リージョ監督が電撃辞任。それと同時に、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがキャプテンの座から降りた。これを受けて、イニエスタが後任を任される形になったわけだ。神戸は現在、明治安田生命J1リーグ3連敗中で、11位まで順位を下げていることから、新キャプテンのイニエスタがいかにしてチームを引っ張っていくのかに注目が集まっている。

近年、大物選手がJリーグへ参戦する機会が増えたことで、海外メディアも日本に目を向けており、彼らの活躍を取り上げることも少なくない。そして、今回の出来事も多くの海外メディアが報じた。その中で、イニエスタの母国であるスペイン『as』は「イニエスタは、日本で最も重要なチームの一つの腕章を託されることになった」と報道。さらに、まだまだシーズンは始まったばかりだが、神戸の苦しい現状についても「3人の世界チャンピオンがいるにも関わらず、序盤戦でたくさんの苦しみを味わっている。18チーム中11位だ」と綴っている。
他にも、オランダ『VI』が「神戸に到着してまだ9ヶ月だが、新しいリーダーになった」と、ポルトガル『A BOLA』が「ポドルスキが腕章を返却した1週間後、元バルセロナのイニエスタが新しいキャプテンに任命された。34歳のスペイン人は、チームにいくつかの秩序をもたらせようとするだろう」と報道している。はたして、新キャプテンに就任したイニエスタは、神戸を再び軌道に乗せることができるのか。

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