香川真司の評価が凄い! ”ルールダービー歴代ベスト11″に選出される

ドルトムントで躍動した香川真司 photo/Getty Images

レジェンドたちとともにサムライの名が

ブンデスリーガ制覇へ向けて負けられない戦いが続くドルトムントは、27日にシャルケとのルールダービーを迎える。このゲームは順位に関係なく絶対に落とせない意地のライバル対決で、両チームのサポーターも気合十分でスタジアムに乗り込んでくる。ブンデスリーガで最も熱いゲームの1つだ。

その一戦を前に、ブンデスリーガ公式が「ルールダービー歴代ベストイレブン」なる企画を組んでいる。これはルールダービーで偉大な活躍をした選手たちを11人ピックアップしたものだが、何とそこに日本代表MF香川真司の名前が入っている。

選ばれているメンバーは実に豪華で、GKにはアーセナルでも活躍したイェンス・レーマン、西ドイツ代表の一員として1990イタリアワールドカップ制覇も経験した元シャルケDFオラフ・トーン、昨年までシャルケでプレイしていたDFナウド、元ドルトムントのレインホールド・ウォサブ。

中盤にはシャルケで400試合以上に出場したクラウス・フィヒテル、現在ドルトムントのSDを務めるミヒャエル・ツォルク、元シャルケのインゴ・アンダーブリュッゲ、そしてこの3人に並んで香川だ。香川は2010年にセレッソ大阪からドルトムントに加入し、最初にビッグインパクトを残したゲームがシャルケ戦だった。当時ゴールを守っていたマヌエル・ノイアー相手に2ゴールを叩き込み、一気にドルトムントサポーターのハートを掴んでしまった。

その後もシャルケ戦では芸術的なループシュートを決めるなど、香川はルールダービーを愛してきた。ドルトムントに所属していた年数は他のレジェンドに比べて浅いが、実力的に今回のベストイレブンにふさわしいと判断されたのだろう。

前線には現在アーセナルで活躍するピエール・エメリク・オバメヤン、シャルケの歴代得点記録も持つクラウス・フィッシャー、ドルトムントでは2度得点王に輝いたローター・エメリッヒが並ぶ。

レジェンドたちが勢揃いする中、現役選手はナウド、オバメヤン、香川の3名のみ。これが香川の凄さを物語っていると言っていい。ちなみに指揮官には現リヴァプールのユルゲン・クロップが選ばれており、クロップ政権はやはり特別なチームだったのだ。そのチームで柱となっていた香川は、ルールダービーの歴史の一部となっている。

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