プレミアのヤングスターをチェックせよ! 今季活躍“6名”を英メディアが厳選

すでにレスターでは絶対的な地位を確立しているマディソン photo/Getty Images

若いながらも実力は折り紙つき

今季プレミアリーグで最も活躍した選手は誰か。その答えは28日に行われるPFA年間最優秀選手の発表で明らかになる。しかし一方で、最も活躍した若手もサッカーファンは気になっているのではないだろうか。

そんな人々のために英『The Guardian』は今季躍動したヤングスター6名を選出している。なお、今回の対象は開幕時点で21歳以下の選手となった。


・ベン・チルウェル(DF/レスター/22歳)

1人目はレスターに所属するチルウェルだ。彼は若いながらも昨季から左サイドバックの定位置を確保している。178cmと決して大柄ではないのだがその空中戦勝率は59.4%を記録。プレミアを戦うサイドバックの中で最高値を叩き出している。

・ドワイト・マクニール(MF/バーンリー/19歳)

バーンリーのマクニールはなんと19歳。今季は公式戦23試合に出場し3ゴール5アシストを記録している。主戦場は左サイドハーフの選手で、英データサイト『WhoScored』による今季平均評価点が7.12とチームトップの数値を記録している。今後の活躍に期待だ。

・ジェイムズ・マディソン(MF/レスター/22歳)

レスターの中盤を司るマディソンはチャンスメイカー、ゴールゲッターどちらにおいても一流の選手になれる素質がある。加入時にはクロード・ピュエル前監督に「どうしても欲しかった選手。不動の地位を築くかもしれない」と言わしめたほどの逸材だ。今季は公式戦35試合に出場し7ゴール6アシスト。前指揮官の言葉通り、今ではチームで不動の地位を築いている。

・ウィルフレッド・エンディディ(MF/レスター/22歳)

レスターから3人目の選出となったエンディディ。ボール奪取能力が光る選手でそのタックル成功数はリーグ最高の131回。また、空中戦勝利数126回も今季のプレミアで最高値となっている。まさにボール回収のスペシャリストだ。

・トレント・アレクサンダー・アーノルド(DF/リヴァプール/20歳)

熾烈な優勝争いを繰り広げるリヴァプールにおいて、もはや必要不可欠な存在となっているアレクサンダー・アーノルド。リーグ最少失点を誇るリヴァプールの守備陣を支えるだけでなく、今季は公式戦で10アシストを記録。攻撃力も魅力的な選手だ。その高いキック精度を活かし、チームではプレイスキッカーも務めている。

・アーロン・ワン・ビサカ(DF/クリスタル・パレス/21歳)

複数クラブからの関心が寄せられているとの噂もあるワン・ビサカ。昨季終盤に定位置をつかんだ彼は、高い身体能力を活かして驚異のスプリントを披露する。もともと前線の選手だったとは思えないほど高い守備力を有している彼はすでにプレミア屈指の右サイドバックだ。

どの選手も年齢に関係なく、世界最高峰といわれるプレミアでトップレベルの実力を備えているといっていい。素晴らしいパフォーマンスを披露している彼らがこれからどこまで成長するか楽しみだ。

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