[MIXゾーン]鹿島、ミスによる2失点で逆転負け 永木亮太が語った反省点は?

直近の公式戦5試合で2勝3敗と、波に乗り切れていない鹿島の面々 photo/Getty Images

「1失点目は本当にもったいなかった」

明治安田生命J1リーグの第9節が4月28日に行われ、鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに1-2で敗れた。

鹿島は前半11分にDF安西幸輝が先制ゴールを挙げ優位に立ったものの、後半24分にDF犬飼智也からのパスを受けたMF安部裕葵が自陣右サイドで相手に囲まれ、苦し紛れの横パスの末にボールロスト。このミスが失点の遠因となった。さらに後半37分には最終ラインの連係ミスから右サイドバックの永木亮太がひとり自陣ペナルティアーク付近に残る形となり、オフサイドをとれず。相手のFWマルコス・ジュニオールに最終ラインの背後を突かれ、逆転ゴールを奪われた。

永木はミックスゾーンで取材陣のインタビューに応じ、失点シーンを振り返っている。

「2失点目は自分のラインコントロールが少し遅れてしまったので、完全に俺のせいです。1失点目のところですが、あの時間帯は自分のなかで後ろ(自陣後方)からパスを回していくであったり、ポゼッションをしようというのは(考えに)ありませんでした。(チーム内での)意思統一というのができていなかったので、1失点目は本当にもったいなかったと思います」

鹿島は1失点目の直前に相手のコーナーキックを凌ぎ、ゴールキックでプレイを再開したものの、自陣後方から丁寧にショートパスを繋ごうという狙いが裏目に。F・マリノス陣営が再三にわたりハイプレスを仕掛けていたことをふまえると、GKや最終ラインからのロングフィードで自陣からボールを遠ざけることを優先したかったところだろう。後半の途中まで堅固な守備を披露していただけに、鹿島にとっては悔やまれるプレイとなった。

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