リーグ戦では完全にメッシが上!? C・ロナウドとの10年間を比較すると……

リーガで争ってきた2人 photo/Getty Images

メッシはリーグタイトル、得点王と大暴れ

バルセロナFWリオネル・メッシとユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドはあらゆることで比較されてきたが、リーグ戦の成績を比較してみるとどうだろう。バルセロナに所属するメッシは28日のレバンテ戦に勝利を収め、ここ10年で7度目となるリーガ・エスパニョーラ制覇を達成した。

これを機に英『Sportbible』がメッシとロナウドのリーグ戦での成績を比較しているが、リーグ戦においてはメッシが多くのデータで上回っているのだ。前述したようにメッシは7度目のリーグ制覇を達成したが、一方のロナウドはここ10年でリーグタイトルを獲得したのはマンチェスター・ユナイテッド時代とレアル・マドリード時代を合わせても3回だ。

ここ10年のリーグ戦得点数ではメッシが365得点なのに対し、ロナウドは333得点。アシストはメッシが135本、ロナウドは96本と差がついている。リーグ戦のシーズンMVPに選ばれた回数もメッシが5回なのに対し、ロナウドは1回だ。

MOMに選ばれた回数はメッシが182回、ロナウドは103回。得点王を獲得した回数はロナウドが3回、メッシは現時点で5回だ。ただし今季もリーガ・エスパニョーラ得点ランク2位のレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマとは13点差がついており、さすがに追いつかれることはないだろう。このままいけばメッシは6回目ということになる。

もちろんロナウドにもセリエA得点王の可能性が残されているが、今のところロナウドはサンプドリアFWファビオ・クアリアレッラ(23得点)、ミランFWクシシュトフ・ピョンテク(21得点)、アタランタFWドゥバン・サパタ(21得点)に次ぐ得点ランク4位だ。メッシに比べるとハードルが高い。

こう見るとリーグ戦の成績ではメッシが上を行っている。チャンピオンズリーグではロナウドの方が印象的だが、リーガ・エスパニョーラにおけるメッシは相変わらず手がつけられない存在だ。

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