令和で彼らを追い抜けるか!? ブンデス日本人得点ランキングTOP5

加入初年度からドルトムントで強烈なインパクトを残した香川真司 photo/Getty Images

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平成の選手だけじゃない!

2019年5月1日、日本は平成から令和へと新たな時代の幕を開けた。日本サッカー界にとって平成が重要な時代であったことは言うまでもない。日本人選手が海外主要リーグへ続々と旅立ったのも平成だ。

特に数々のサムライたちがプレイした欧州リーグといえばドイツ・ブンデスリーガだろう。では、その中でいままで最も多くの得点を記録したのは誰か。そんな疑問を持った人々のために『FOX SPORTS ASIA』がTOP5をランキング形式で紹介している。

5位 武藤嘉紀(20ゴール)
まずは現在プレミアリーグ・ニューカッスルに所属する武藤が5位にランクイン。彼は2015年にマインツへ加入するといきなり日本人として2人目となるハットトリックを達成し、7ゴールをマーク。その後2016-17シーズンには5ゴール、2017-18シーズンには8ゴールを記録し3年間で通算20ゴールを挙げた。今季のプレミアでは苦しい時期を過ごしている武藤だが、令和の時代に再ブレイクと行きたいところだ。

4位 高原直泰(25ゴール)

かつてハンブルガーやフランクフルトで活躍した通称“スシボンバー”。現在では、ニュルンベルクに所属するFW久保裕也にこのニックネームが用いられることも多いが元祖は高原だ。彼は2003年にジュビロ磐田からハンブルガーへと加入。以降5年間ブンデスを舞台に活躍し、2006年には同リーグ日本人初となるハットトリックを達成。武藤の約10年前に偉業を成し遂げている。

3位 奥寺康彦(26ゴール)

唯一昭和の時代にブンデスで活躍した日本人選手。まさに先駆者だ。1977年にドイツへ渡った奥寺はケルン、ヘルタ、ブレーメンと3クラブを渡り歩いた。移籍初年度の1977-78シーズンにはレギュラーとしてチームのリーグ優勝とDFBポカール制覇に貢献。そのプレイの正確さから現地では“東洋のコンピューター”との異名をとった。

2位 岡崎慎司(37ゴール)

W杯に3回出場し、本田圭佑や長友佑都らとともに長きにわたって日本代表を引っ張った岡崎が2位にランクイン。そのがむしゃらでひたむきなプレイは多くの日本人を魅了したことだろう。彼は2011年に清水エスパルスからシュツットガルトへ移籍し欧州でのキャリアをスタートさせた。シュツットガルトにおいて63試合に出場し10得点も優秀だが、その後移籍したマインツでは得点能力が開花。シュツットガルト在籍時とほぼ変わらない65試合の出場で27ゴールと3倍近い得点を叩き出している。

1位 香川真司(41ゴール)

セレッソ大阪から21歳で海を渡った男は一瞬でその名を世界に轟かせることとなった。リーグ戦第3節ヴォルフスブルク戦で移籍後初ゴールを挙げると、続く第4節シャルケとのルールダービーで2得点の大活躍。ドルトムントの中心選手として君臨し2010-11シーズンのブンデスリーガ前半戦MVPにも選ばれた。その後はマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を挟んでドルトムントに復帰したものの、今冬トルコのベシクタシュに期限付き移籍。ドイツでのキャリアにおいて、MFながら41得点を挙げ堂々の第1位に輝いた。

昭和、平成の日本サッカー界を彩った選手がズラリと名を連ねた今回のランキング。はたして、令和の時代にブンデスで彼らの得点数を上回る選手は現れるのか。新たな日本人スーパースターの登場を皆が心待ちにしている。

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