長谷部&フランクフルトはチェルシー倒せる! クラブOBも自信満々

EL決勝を目指すフランクフルト photo/Getty Images

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決勝への道は見えている

チャンピオンズリーグの戦いも熱いが、ヨーロッパリーグ準決勝のことも忘れてはならない。中でも注目を集めているのは長谷部誠が所属するフランクフルトで、彼らの勢いはインテルやベンフィカをも呑み込んできた。今回準決勝で対戦する相手はイングランドの強豪・チェルシーだ。

今季のフランクフルトの戦力を考えると、どちらが優位か予想するのは難しい。ただ1つはっきりしていることは、フランクフルトが誇る3トップを180分間抑えるのは強豪チームでも不可能に近いということだ。彼らの攻撃力は間違いなくチェルシーを翻弄するだろう。

ブンデスリーガ公式もフランクフルトがチェルシーに勝てる理由をいくつか紹介しているが、真っ先にセバスティアン・ハラー、アンテ・レビッチ、ルカ・ヨビッチの3トップの存在を挙げている。ハラーは負傷していたが、その代役を務めたゴンサロ・パシエンシアもベンフィカ戦の1stレグで貴重なアウェイゴールを決めるなど奮闘している。フランクフルトの3トップが脅威なことに変わりはない。
また、同サイトはチェルシー戦にハラーが間に合うのではないかとの見方を示している。レビッチ、ヨビッチらのスピードはダビド・ルイスやジョルジーニョなどチェルシーの守備陣を苦しめられると自信を見せており、フランクフルトのカウンターアタックがヒットすれば面白い。

英『Football London』によると、かつてフランクフルトでプレイしたドラゴスラフ・ステパノビッチ氏もフランクフルトの3トップを絶賛する。ビッグクラブのストライカーたちと違い、フランクフルトの攻撃陣には自分勝手な選手がいないのだ。

「彼らの間にはエゴがない。3トップのうち誰か1人がゴールを奪うために良いポジション取りをしていれば、他の者からパスがくる。今のフランクフルトには17もの国の選手がいるが、いったい何語で話しているのか分からないね。ただ、彼らの雰囲気は最高だね。チェルシーがアウェイで勝ちたいのなら、汗を流さないといけけないよ」

フランクフルトの攻撃力はチェルシーをも呑み込んでしまうのか。もちろん守備を統率する長谷部の存在も注目で、日本人選手として是非ともヨーロッパリーグを制覇してほしい。

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