カシージャスが心臓発作で緊急搬送 急性心筋梗塞も命に別状はなし

ポルトの絶対守護神カシージャス photo/Getty Images

素早い対応により危機を脱出

ポルトに所属する元スペイン代表GKイケル・カシージャスが1日、病院へ緊急搬送されていたことがわかった。

まもなく38歳の誕生日(1981年5月20日生まれ)を迎えるカシージャスだが、今もなお衰え知らずで、今季もここまで公式戦42試合に出場するなどポルトの絶対的守護神として君臨。チャンピオンズリーグでは、チームを4シーズンぶりにベスト8へ導いていた。こういった活躍もあり、3月にはポルトとの契約をもう1年延長している。

そんなカシージャスに悲劇が襲った。ポルトの公式サイトによると、水曜日のトレーニング中に心臓発作を起こし、CUFポルト病院へ搬送。検査の結果、急性心筋梗塞と診断されたとのことだ。幸いにも軽度なもので、すぐさまカテーテルによる手術を行い、危機は脱出したようだ。迅速な対応により命に別状はなく、現在は安定しているという。

ポルトのチームドクターがクラブの公式サイトを通じて「重要なったのは、この緊急事態をすぐさま解決することだった。今は安静することが大事。完全回復するためにね。そうすれば復帰することができるだろう。ただ、今後について話すのは時期尚早だ。多くの要因が絡んでくるからね」とコメントしている。

いくつかのスペイン紙などによると、カシージャスの今季中の復帰は厳しいとのこと。しっかり病気を治して、カシージャスが再び元気な姿でピッチに立てることを祈るばかりだ。

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