ジダン復帰したのに勝てない…… 「レアル改革は想定より難しいかも」

レアルに戻ってきたジダン photo/Getty Images

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停滞感は続く

ジネディーヌ・ジダンが指揮官に復帰したことで状況が変わるかと思われたのだが、レアル・マドリードの苦戦は続いている。28日には降格圏に沈むラージョ・バジェカーノ相手に0-1で敗れてしまい、ネガティブな空気が漂い続けたままだ。

この現状にスペイン『MARCA』は、「レアルの改革は当初の想定より難しいかもしれない」と伝えている。クリスティアーノ・ロナウドは抜けたが、チームにはジダンが昨季まで信頼していた選手たちが残っている。再びジダンがベンチに戻ってきたことでパフォーマンスは上がると期待していたサポーターも多いだろう。しかし、ここまで期待通りには進んでいない。

「多くのレギュラー選手たちはサンティアゴ・ソラーリの下でスタメン確保に苦労したが、ジダンが戻ってきても何人かの選手は未だ批判を浴びている」
同メディアはこのように伝えており、レアルにはなかなか光が見えてこない。今夏にはロナウドの穴埋めを含め積極的な動きを見せるはずだが、それだけで問題が解決するかは不透明だ。現状を見る限り、補強しても来季からいきなりバルセロナとリーガのタイトルを争えるかは疑わしい。

チャンピオンズリーグ3連覇、2016-17シーズンにはリーグ制覇と第一次ジダン政権は輝かしい成績を残したが、来季から本格的にスタートする第二次政権でもタイトルを積み重ねることができるのか。チームを立て直せなかった場合、ジダンの指揮官としての評価が崩れることになるかもしれない。

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