1年だけでもいいから…… ウォーカーが希望する引退の地とは

今ではマンC不動の右サイドバックとなったウォーカー photo/Getty Images

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愛する地元でのキャリア終焉を願う

今季プレミアリーグで優勝争いの渦中にあるマンチェスター・シティで不動の右サイドバックを務めるDFカイル・ウォーカー。今では世界最高峰の舞台で活躍するトッププレイヤーとなった彼だが、将来は古巣でキャリアを終えることを望んでいるようだ。

英『The Sun』によると、ウォーカーは彼がプロキャリアをスタートさせたシェフィールド・ユナイテッドでの引退を希望している。彼は古巣の未来ある若者に自身の経験を伝えたいと次のように語った。

「ぼくはシェフィールドでキャリアを終えたい。彼らがぼくを欲しがっているかはわからないけど、ぼくはそのつもりだよ。たとえ在籍が1年だけだったとしても、うまくいけばぼくのサッカーに関する知識をヤングスターたちに伝えることができる。ぼくは今月末で29歳になるけどコンディションは良いよ。数週間前にリーグ戦400試合を達成した。まだ何年もプレイできるよ」"
ウォーカーはシェフィールドの下部組織からトップチームへ2008年に昇格。レンタルや早々にトッテナムへ移籍したこともあり、シェフィールドでレギュラーとして活躍したのは1シーズンのみだ。しかし、生まれ故郷でもあるこの地でキャリアを終えたい気持ちは相当強いのだろう。

現在のシェフィールドはチャンピオンシップ(英2部)でここまで2位。すでに13シーズンぶりのプレミア昇格を決めている。今季の同クラブは主に3バックを採用していたため、一見サイドバックのウォーカーが輝く場所はないようにも思える。しかし、マンC移籍後の彼は3バックの右という新境地を開拓。昨年のロシアW杯でも出場したすべての試合でその位置を務めたことは記憶に新しい。

今回、キャリア終焉の地について語ったウォーカー。シェフィールドの人々もこのイングランド代表DFが故郷に凱旋するのを心待ちにしていることだろう。

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