ロッベンに続いてリベリも バイエルン、今夏に“伝説の両翼”の退団が決定

今季限りでバイエルンを退団することが決まったリベリ photo/Getty Images

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チームの一時代を築き上げた“ロベリ”

バイエルン・ミュンヘンは5日、同クラブに所属する元フランス代表MFフランク・リベリが今季限りで退団すると発表した。

現在36歳のリベリは、2007年夏にマルセイユからバイエルンへ移籍。加入初年度から主力として活躍し、これまで8度のブンデスリーガ優勝など数々のタイトル獲得に貢献した。2012-13シーズンにはチャンピオンズリーグも制しており、悲願であったビッグイヤーも掲げている。これまで怪我に度々悩まされることもあったが、バイエルンでは通算422試合に出場し、123ゴールを記録(『transfermarkt』より)。12シーズンに渡って過ごしたバイエルン生活も、残すところリーグ戦2試合とDFBポカール決勝のみとなった。

そんなリベリは、クラブの公式サイトを通じて「オレがバイエルンに来たとき、夢が叶った。別れは決して簡単なことではないが、オレたちが一緒に成し遂げてきたことは忘れてはいけない。オレたちはともに20個以上のタイトルを獲得してきたからね」とコメントしている。
また、クラブの会長を務めるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏は、すでに今夏の退団を表明していた元オランダ代表MFアリエン・ロッベンとともに、リベリへ「フランクとアリエンは偉大な選手だ。バイエルンは彼らに対して、たくさんの感謝の気持ちを抱いている。彼らのために、素晴らしい感情的な別れを用意するつもりだよ。彼らは素晴らしいサッカーで、最も成功した10年と言える時代を創るのに手を貸してくれた」と感謝の意を述べた。

今夏の移籍市場で、長きに渡ってチームを牽引してきた両翼の“ロベリ”が退団し、バイエルンの一時代が終焉を迎える。彼らの新天地や、2人のレジェンドが抜けたバイエルンの今後戦いにも注目だ。

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